04956-171121 山梨県高等学校芸術文化祭写真部門で審査員をいたしました
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第38回山梨県高等学校芸術文化祭写真部門で審査員をいたしました。
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山梨県内31高校から出品された208作品を2時間ほどかけて丹念に拝見し、入賞作品を選びました。
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美術工芸部門と書道部門と共に全体講評。
表現とは何か、写真とは何かについて、著作権法の定義を端緒としてお話ししました。
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〈SIGMA sd Quattro H + 14mm F1.8 DG HSM〉
その後、写真の展示室に移動し、すべての受賞作品について、1時間にわたって一つ一つ講評。
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講評の中で質問を承ったところ、顧問の先生からも大変重要なご質問をいただきました。
/shio/himan.icon 「テーマがなかなか決まらない生徒にはどのような指導をしたらよろしいでしょうか」。
さすが顧問の先生。非常に良いご質問です。
まず生徒たちに「テーマがある人?」と質問してみました。
手が上がったのは10名程度。大多数の生徒たちにはテーマがないようです。
そこで「shioもテーマ、ありませんでした」と切り出しました(事実です)。あとで振り返ってみたら「僕はキラキラを撮影していたんだ」と気づきました。
今はみなさんの興味や好奇心の赴くままに、どんどんなんでも撮影するといい。1年間に撮影した写真、3年間に撮影した写真をあとで振り返ってみたときに、何か共通項が見えたり、「自分はこういうものに興味があるんだな」と気付けるかもしれません。そこにご自身の潜在的なテーマがあぶり出されてくるのだと思います。
だから今はテーマがなくても心配いらない。自分の心に触れたものを、好奇心のままにたくさんたくさん撮影するといいですよ。そして振り返ってテーマが見つかったら、次はそれを意識して撮影してみればいい。
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講評の終了後、生徒たちが自分の作品を持って列をなし、アドヴァイスを求められました。一人一人、納得いくまでお話し。中には、shioが2014年2月16日、パシフィコ横浜「CP+」シグマブースで行ったトークショウなどをご覧になって以来、blogやTwitterをチェックしているという高校生もいて、うれしい限りです。
http://www.youtube.com/watch?v=gzDSAHZ2hGo
1時間以上にわたって、生徒さんたちと語り合った後、先生方と美味しい美味しいお料理を食べに行きました。
それはまた改めて。
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